表紙

シナリオ紹介


●物語の舞台●
「蛯原県波見市若林」
(えびはらけん はみし わかばやし)


 小島橋〜宮坂口〜北塩崎〜森下橋の範囲内を常時移動可能。フィールドマップ上では移動可能な場所 にのみシンボルが点滅(隠しマップは無い)、物語が進めばシンボルは増えて行く。ゲームでは交差点と橋の上を調べると案内標識が出る。

シンボル(常時入れる場所)
A.GR小豆川線・波見若林駅(町の玄関口 すべての始まりの場所)
  波見警察署若林駐在所(駅の横 色々と世話になる)
B.井上食堂(活動拠点 行き詰ったらとりあえずここに戻ってチカに話すべし)
  井上荘(生活の場 途中のイベントは全部ここから開始)
C.波見市役所(ゲームのヘルプファイル的存在 攻略のヒントも)
D.総合大型ショッピングセンター「FANCY」(買い物はここでほぼ間に合う 住民も多く集まる)
E.リサイクルストア「フェニックス」(不要アイテムの引取りは何でもOK 0円買取多数だが…?)
F.コンビニ「24」波見若林店(若林で唯一のコンビニ FANCYより高いが、若者がよく集まる)
G.太子公園(子供や年寄りがよく集まる)


 物語の舞台は、かつて全国的に行われた大合併の流れに乗って誕生した当時の蛯原県波見市(えびはらけんはみし)の旧若林町域。 2町6村(世田郡若林町・上馬町・下馬村・三茶村・宮坂村・松原村、千代田郡北丸村・麹村)が合併したが人口は約32000。2つの郡から寄せ集めて無理矢理基準を満たしたという感じ。 市役所はその中で最大の人口(約10800)だった旧若林町役場がそのまま使われ、実質波見市の中心となってしまった。 だが地元民は昔も今も「若林」と呼ぶのが常識である。それもそのはず、実は「波見」というのは蛯原県全域の 旧国名そのままのため、あまりに不釣合いなネーミングなのだ。
 若林は南北を高い山にはさまれ、東西に横切る小豆川沿いのわずかな平野に開けた古くからの宿場町。町を結ぶ生命線は小豆川沿いを通る月本国道102号線とGR小豆川線。県庁所在地・蛯原市までは西へ約60km、新幹線が停車する色県小豆市(いろけんあずきし)までは県境を越えて東へ約53km。 新幹線も高速道路も遠く、花形産業は特に無し。若者は流出し、町では高齢者が目立つ。
 しかしながら、最近になって国道バイパス沿いに郊外型の総合大型ショッピングセンター「FANCY」がOPENし、市内を始め近隣からも 上々の集客効果を挙げている。税収の乏しい市にとってもこの経済効果には大きな期待を寄せている。だが、 一方で旧市街地は益々空洞化が激しくなり、旧国道沿いに軒を連ねた商店街は風前の灯火となっているのであった。

プロローグ

 物語の始まりはGR小豆川線・波見若林駅。すぐ南まで山が迫り、一日中陽の当たらないローカル線の駅。 単線区間で蛯原と小豆の中間に位置する小豆川線の運行上の要所、両方向から来た列車が一日何度か鉢合わせては交換する。 列車が来れば一時の賑わいを見せるが、自家用車に押され気味なのはどこの地方も同じ。 だだっ広い駅前広場はいつも閑散としている。
 首都・大都から新幹線に乗り、小豆を経由して約4時間。駅に降り立った主人公・勇人。 仕事で来たものの、早速食事をしたくても駅には施設が無い。そこで駅前で色々聞いて やって来たのは「井上食堂」だった。シャッター街と化した駅前商店街の中で細々と営業を続けているが、 味は素晴らしいのにどうも繁盛していない。そう、FANCYのOPEN以来客が減ってしまったのだ。更に大都に出稼ぎしているという店主 からも仕送りが途絶え、借金を抱えていた。 「悪質常連客からツケを回収できれば窮地をしのげる」という店のおかみ・アヤ。勇人は 看板娘・チカと手を組み、ここにツケ回収の戦いが始まるのであった。
表紙  登場人物  スクリーンショット  月本國・設定資料集