区の名称 | 読み | 夜間人口(万人) | 区の名称 | 読み | 夜間人口(万人) |
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中央 | ちゅうおう | 11 | 月本橋 | げほんばし | 15 |
雁島 | かりしま | 14 | 御浜 | みはま | 16 |
大島 | おおしま | 14 | 本田 | ほんだ | 37 |
院山 | いんざん | 25 | 安田 | やすだ | 23 |
名井 | ない | 42 | 西 | にし | 58 |
園根 | えんね | 37 | 北 | きた | 41 |
未谷 | みや | 44 | 竜橋 | たつはし | 25 |
鴨池 | かもいけ | 21 | 中丸 | なかまる | 17 |
浅田 | あさだ | 24 | 丑寅 | うしとら | 25 |
七世 | しちせい | 66 | 東 | ひがし | 19 |
南 | みなみ | 25 | 十六夜 | いざよい | 27 |
吉津 | きつ | 38 | 茎川 | くきがわ | 36 |
形県の東隣は色県、その東の内海に面した場所に蛯原県がある。北方新幹線は色県を過ぎると
山を越えて月本海側の唐塚(からつか)県に抜けるため、蛯原県を通らない。北方自動車道や
古くからの街道である北方街道(月本國国道6号)も同じ筋を通っている。 GR小豆川線は小豆~蛯原115.7kmを約2時間半で結ぶ地方交通線。 標高594mの高原都市・小豆から港町・蛯原まで小豆川に沿って一気に駆け下りる。 単線非電化ではあるが、色から蛯原県庁所在地・蛯原までは在来線の特急で約2時間を要するため、 新幹線の停まる小豆から延びるGR小豆川線や波見街道(月本國国道102号)経由のルートは裏道としてそれなりに需要がある。 小豆川線沿線には多くの町村が点在していたが、大合併によって小豆市・波見市・世田郡世田町・千代田市・ 蛯原市のみとなってしまった。 世田町は波見市と千代田市の間に位置するが、双方からの合併話に対して 色々と注文を付けた果てに拒否して結局孤立。旧・北丸村と旧・麹(こうじ)村は旧・千代田郡だったが、千代田郡側と世田町 双方から財政難を理由に合併を拒否され、西隣の世田町を囲むようにして更に西の旧・世田郡側と合併された。 尚、旧・世田郡がこの2村を受け入れたのは世田町に拒否されたことで市の基準となる人口3万を上回れなくなったため である。辛うじて基準を満たしたとはいえ市の名前が欲しいが故の強行手段に 合併協議会は最後まで紛糾…財政難を背負っての市制施行となった。 かくして千代田市(人口63000)と波見市(同32000)の2市が誕生した。ネーミングに至っては旧・千代田郡側は郡名をそのまま使うことですんなり 決まったのだが、揉めに揉めたのは旧・世田郡側。世田町が合併を拒否した上に旧・千代田郡まで巻き込んだ 形となったため郡名は使えず、小豆川は色県に由来する名のため使えず、中心となるような大きな町もない寄せ集め状態…。結局 旧国名で各町村を結ぶ街道の名でもある「波見」の名を受ける形となった。 だが、無理矢理成り上がった都市に蛯原県を象徴する由緒ある名を漠然と付けらても 地元民にとっては違和感があり、日常会話では合併後も旧町村名で呼ぶのが普通である。 GR小豆川線には他所との重複を避けるために旧国名の「波見」を冠した駅名が9つあるが、 そのうち波見市内にあるのは3駅のみなのでややこしい。 |