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 「月本國素材」は"国産素材100%"。用途や開発環境を問わず、誰でも御自由に御利用になれます。 加工二次配布もOKです。

てつおん素材 ~Lite~

「発車」「走行中」「停車」のシンプルな構成。 つべこべ考えずにお好みで選んで下さい。


 「発車」で加速してトップスピードに達すると、「走行中」に移行してループ演奏を続けます。
(ツクールやウディタの「LOOPSTART」に対応している再生環境に限ります。)
 1駅間の発車~停車までを再現したい場合、「発車」「停車」のみでOKです。
 「走行中」は車内のイベントシーンのような演出で、単独で御利用下さい。普通に使う分にはこれだけで事足りると思われます。
 「停車」は列車が完全に止まるまで演奏されますが、その後もエアコンの音又はディーゼルエンジンのアイドリング音がループ演奏されます。
列車が止まったからといって、イベントプログラムで演奏を停止させないと音が残りますので、演出のバグに御注意下さい。

御品書き

電車

気動車(ディーゼルカー)

その他の効果音


電車

 言わずもがな、線路(軌道)の上を電動で走る公共交通機関なのだが、ここでは動力が電気というのが重要であって、電動でなければ線路上を走っていても電車ではない。 外見の似ている気動車はともかくとして、SLはいくら何でも電車じゃないだろ…。そもそも電車とそれ以外では音の違いが歴然である。 てなわけでオーソドックスな鉄道線路を走る列車の他、電動以外は存在しないモノレールや新交通システムの類もこちらに含めることにする。 そうなると全国で唯一通常の鉄道線路が無い沖縄県にもモノレールが走っているわけだから、電車は全国で走っていることになるのか…。 否!トンチ問答ながらその分類だと徳島県だけは現時点で"オール非電化"なのである。
 だけど現在は、自動車と同じ原理で電動機関と内燃機関を併用したハイブリッド式列車とか、電化区間で充電して非電化区間はバッテリーで走る電車とか、軽油で発電機を回して動く電気式気動車なんかが、 非電化区間を当たり前に走る時代である。ちなみに四国では、かつて電気式ディーゼル機関車が存在していた。 それらの概念を統合するならば、最終的に電動モーターで車輪を動かしてさえいれば、広い意味では電車と言えるだろう。
 さて、電車の動力制御システムというと、最近では「VVVFインバータ制御」と称されるものがすっかり主流で、新規製造車両ではほぼこれが採用されている。 その一昔前は「界磁」「チョッパ」「抵抗」…といった名の付く制御方式で、昭和時代中後期に製造された車両は大抵これに属する。 更に昔にさかのぼると「吊り掛け駆動」というのがあったが、まだSLが主流だった半世紀以上前の電車はこれが主流だった。今では定期運用が少ないものの、 全国各地の路面電車を中心にまだ聞ける機会はあるだろう。てなわけで、制御方式を参照すれば、その車両がいつ頃全盛だったかは大まかに判別できるので、 創作で世界観の設定を重視したければ参考にされたし。
 一方、電車が受け取る電気は一つではない。これは供給元や発電施設とかの差ではなく、 直流と交流の違いである。更に交流はざっくり分けて東日本が50Hzで西日本が60Hzの違いがある。 これらの詳細は物理の授業の話になるのでここでは省略するが、 とにかく電車に搭載されている電動モーターはそれぞれの電気で互換性は無いので、構造や音にも多少の違いが生じるはずである。




E233系(0番台)通勤型直流電車(IGBT-VVVF)  Advanceはありません。

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
地下鉄
E233sub_go-middle(発車) 382146853033.300131418029,800
E233sub_middle(走行中) 441543503.50000
E233sub_middle-stop(停車) 344132300030.000123480028,000
地上
E233com_go-top(発車) 807308700070.000299880068,000
E233com_top(走行中) 27882002.00000
E233com_top-stop(停車) 491189630043.000180810041,000
最終更新日:2013.07.17
 東日本の通勤型電車では現在最も主流の形式です。デビュー当初はオレンジ色の中央線のみでしたが、短期間のうちに多くの路線で量産されました。東京近郊では当分の間通勤電車の主流として頻繁に目にすることでしょう。
 素材はLightのみの基本構成ですが、下記のE231系と同様、地上も地下も用意しています。
メモ
 形式:IGBT-VVVF 録音車両:E233系(0番台) 録音区間:五日市線・青梅線(御岳~奥多摩)
 通勤電車という割には随分とローカルな東京西部の末端部で録音しているが、いずれも単線で平日日中の乗客はまばらという、録音には好条件の路線である。
地上は平地の直線が続く五日市線の秋川付近、地下はトンネルとカーブが連続してまったり走る青梅線の鳩ノ巣付近の音が中心である。 てことは地下鉄の音なのに地下鉄で録音してないってことか!?別に千代田線や京葉線やりんかい線で録音は可能なのだが、そこは気にしない…。
 それにしてもこのE233系通勤型、山手線のE231系の後継であるとはいえ、短期間で爆発的に量産されるとは思わなかった。結局のところ、それまで主流だった205系が山手線を毎日何百kmも走っていたお古だったせいか、 くたびれるのが早くて一気に需要が高まったということか…。やはり昨今の電車は"走るんです"の名の通り、軽々しくて使い捨て感が強いということであろうか…。



E233系(3000番台)近郊型直流電車(IGBT-VVVF)  Advanceはこちら

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
E233sbb_go-mid(発車) 717277830063.000269010061,000
E233sbb_mid(走行中) 27882002.00000
E233sbb_mid-stop(停車) 484185220042.000176400040,000
最終更新日:2013.08.03
 いわゆる"湘南電車"の最新型です。0番台(Liteのみ)が通勤型に対して、こちらの3000番台は近郊型となります。とはいえ、通勤電車としての要素も高いので、 名称だけで区別するのも微妙ですが…。
 通勤型は駅間距離の短い路線を走るため、迅速に加減速を繰り返すのに適しています。それに対して近郊型は駅間距離の長い路線を高速で走るのに適しています。 よって、両者は同じE233系でも加減速時の音が異なります。
 走行中の音はほとんど差が無いので、素材として使う分には深く考える必要はありません。 Liteは中速(約90km/h)止まりですが、Advanceでは高速(約120km/h)まであります。
メモ
 形式:IGBT-VVVF 録音車両:E233系(3000番台) 録音区間:東海道本線(品川~横浜)
 同じ路線をE231系近郊型が走っているが、録音状態の都合により、素材化はこちらの方が先であった。もちろん実際の車両の歴史はE231系の方が古い。
 両者は側面にかぼちゃ色(湘南色)の帯が入っているのでよく似ているが、顔やドア窓の形や行先のLED表示が異なるのですぐ分かる。 実際乗り比べてみると、やはりE233系の方が若干乗り心地が良い感じがする。後からできたので当然といえば当然だが、性能には大差無い。 近郊型は通勤型に比べてスピードも出るし、グリーン車やクロスシートも連結されているので、ちょっとした旅行気分にはなれるだろう。



E231系通勤型直流電車(地下鉄/地上)(IGBT-VVVF)  Advanceはこちら

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
地下鉄
E231sub_go-middle(発車) 331123480028.000110250025,000
E231sub_middle(走行中) 261323003.00000
E231sub_middle-stop(停車) 26098122522.25089302520,250
地上
E231com_go-middle_j(発車) 349131197529.750117967526,750
E231com_middle(走行中ジョイント音無) 401323003.00000
E231com_middle_j(走行中ジョイント音有) 401323003.00000
E231com_middle-stop(停車) 330126787528.750117967526,750
最終更新日:2011.05.14
 かつては山手線で走っていましたが、現在はそのお古が東京近郊の通勤電車で運用されています。当時の山手線以外で新規導入された路線もありますが、短いスパンで後継のE233系が登場したので、あまり多くありません。
 専門的には現在の電車で主流のVVVFインバータ制御で、初期のGTO方式の後継に当たるIGBT方式の電車の音…といっても専門的過ぎて作者もこれ以上は理解できません。 JRだけでなく私鉄や地下鉄の通勤電車の車両にも同じ部品が共通で使われているので、東京近郊で似たような通勤電車を見かければ大抵音も同じはずです。 でも何故わざわざ「通勤電車」と表記するのかって? 同じE231系でもいわゆる湘南色(かぼちゃ色)をしたのは「近郊電車」に分類され、そちらは音が異なるからです。
 素材では地上走行も地下鉄も用意しているので、現代都市風の世界観では幅広く使えることでしょう。
メモ
 形式:IGBT-VVVF 録音車両:E231系(800番台) 録音区間:東京メトロ東西線
 日本を代表する山手線のは山手線で録るべきだったかもしれないが、綺麗に録るのは不可能である。乗客が多いとはいえ足音や会話や咳払いが響くのはどの路線も同じ。だが線路が何本も並行している上に過密ダイヤでは、常に対向列車や並走列車の音や駅アナウンスに邪魔される。 しかも自動アナウンスが規則正しくて加減速時の同じタイミングにかぶってしまう。ならばどうせ同じ音を発する電車がそこかしこで走っているのだから、それで済む話ではないか…。かくして白羽の矢が立ったのがこの路線である。
 素材として使うには地上だけでなく地下鉄もあった方がよい。録音するにはあまり過密ダイヤでない方がよい。高速走行や長い橋梁もあり、加減速時の自動アナウンスをかぶりを避けるのに都合のいいポイント通過によるタイムラグは、快速を退避する駅で録れる。 しかも1日乗車券があれば何度でも録り直し可能。総合的に好条件が揃っているのであった…。
 ちなみにE231系の中でも800番台は、山手線等を走っている通常の形式に比べると、横幅が現代の通勤電車のワイドな感じに比べて少々狭い。それは地下鉄の車両限界の影響で、昔の電車の幅に合わせているためである。 又、地下鉄の車両にはどれも顔に非常口が付いているので、外観も少々異なっている。



E231系(1000番台)近郊型直流電車(IGBT-VVVF)  Advanceはこちら

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
E231sbb_go-mid(発車) 564217236649.260208416647,260
E231sbb_mid(走行中ジョイント音無) 28882002.00000
E231sbb_mid_j(走行中ジョイント音有) 29882002.00000
E231sbb_mid_bridge(走行中橋梁) 28882002.00000
E231sbb_mid-stop(停車) 427165816037.600156996035,600
最終更新日:2013.11.23
 上記が通勤型に対して、こちらは近郊型となります。両者の区別はE233系と同様です。 やはりLiteは中速(約90km/h)止まりですが、Advanceでは高速(約120km/h)まであります。
 E231系では、通勤型と近郊型で発車時の音が大きく異なります。近郊型は発車時に飛行機が急降下するような音が響くことから、"墜落インバーター"とも呼ばれています。
メモ
 形式:IGBT-VVVF 録音車両:E231系(1000番台) 録音区間:東海道本線(品川~茅ヶ崎)
 外見が似ているE233系近郊型が同じ路線を走っているが、顔の構造・LED表示・ドア窓の形等が異なるので、すぐ見分けは付くはずである。 こちらの方が先に製造された形式だが、素材化が遅れたのは、フルVer.を構成しようとして結局実現できなかったためである。 元々平地をひたすら爆走する仕様なので、変化に富んだ音が拾えない。過密ダイヤの各駅停車と併走する区間では無駄な音が入りやすい。 自動アナウンスでは、発車時と停車時には同じような場所に毎回アナウンスが入ってしまう。 録音条件はE233系近郊型と同じであれ、綺麗な音を拾うのはかなり困難であった。



209系通勤型直流電車(GTO-VVVF)  Advanceはこちら

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
209_go-65(発車) 416154570535.050142222532,250
209_65(走行中ジョイント音無) 411234802.80000
209_65j(走行中ジョイント音有) 381234802.80000
209_65-stop(停車) 419157657535.750148837533,750
最終更新日:2011.01.26
 現在の電車ではすっかり主流となったVVVFインバータ制御の中でも、その先駆け的な存在であるGTO方式の音です。 VVVFインバータ自体は市販の家電製品にも使われているので、掃除機なんかで似たような音は聞けるはずです。作者は電気工学には詳しくないので、後は各自で調べられたし…。
メモ
 形式:GTO-VVVF 録音車両:209系 録音区間:八高線(八王子~高麗川)・川越線(高麗川~川越)
 2つの路線を半分ずつつなぎ合わせて1路線のような存在。単線・長い橋梁複数・ジョイント音・車掌アナウンス・オフピーク時は閑散…。 録音にこれだけ好条件の揃った路線が家の近くにあったので、つい素材化してしまった。
 この手の素材は汎用性を重視すべきものだが、録音対象になったのはたった1編成しか居ない3100番台。元々は川越~大崎~新木場を結ぶりんかい線の車両だった。 209系電車自体はさほど古くないが、早くもVVVFで後継となるIGBT方式の車両に置き換れられて、お古が房総半島等へ左遷されている。いかにも"走るんです"の名を象徴するかのように使い捨てな運命をたどっているが、 電車の世界もまた日本企業の労働者と似たようなものか…!?



E501系通勤型交直流電車(GTO-VVVFドレミインバータ)  Advanceはありません。

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
E501_go-top(発車) 807308700070.000300762068,200
E501_top(走行中) 26793801.80000
E501_top-stop(停車) 610235935053.500227115051,500
最終更新日:2011.02.04
 上記の209系と外見上の構造はほぼ同じ、制御機器も同じGTO-VVVFですが、こちらは交流20000V・直流1500V両方の電化区間に対応しています。 モーターは直流電気で動くので、このタイプの電車では交流区間を走る場合、電気を直流に変換しながら走ることになります。そのためにパンタグラフの周囲にはごつい機器が搭載されているのが特徴です。
 というわけで走行中の音は209系と全然変わりませんが、E501系の最大の特徴は発車時と停車時の音です。変ロ長調の音階を発車時は音階を上げて(ドレミファソラシドレ~)、停車時は音階を下げて(ドシラソファミレドシ…)奏でるため、 "ドレミインバータ"や"歌う電車"という異名を持っています。同じ音は京急(1000系)でも聞くことができましたが、こちらは発車時のみ歌っていました。
 惜しまれつつも、車両の定期更新によって芸術的な音は聞けなくなってしまいました。創作物であれば架空の電車で使うのも面白いかも…(過去にそういうアニメは実在した)。
メモ
 形式:GTO-VVVF 録音車両:E501系 録音区間:常磐線(土浦~友部)
 関東平野の田園地帯が延々と続く。特急が走る路線なので軌道の状態も良く、何のためらいも無く100km/hオーバーの高速で突っ走るのが特徴。録音時は一度流しただけで、余計な素材は入れずに簡単な構成でまとめた。
 かつては15両編成で上野まで乗り入れていたが、現在はグリーン車のあるE531系が主役のため、土浦以北でのローカルな短い編成での運用となっている。 よって4ドアの通勤型ながら完全に近郊型と化している。常磐線では取手~藤代で交直流の切り替えが行われるので、現在は交流電化区間しか走っていない。 全国的には交直流両方走れる電車はあまり多くないのでもっと重宝がられるべき存在なのだが、こちらも209系と似たような運命をたどってしまっているのか…!?

E233系・E231系・209系・E501系電車付属

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
stn_aircon1(停車中_空調音) 26882002.00000
最終更新日:2011.01.26 ノイズ同然ですが、元来非ループ仕様のBGS(停車やドア開閉)の尻尾にはこれが標準で付いています。
chime-door1(ドアチャイム+ドア開閉音) 662425505.5001543503,500
最終更新日:2011.01.26 チャイムの鳴るドアの開閉時の音です。209系・E501系・E231系・E233系等は同じ音です。素材はE233系のものです。
 2回連続で再生する場合は、一度止めるか上記の「空調の音」を経由させる必要があります。
selfdoor_announce(半自動ドアアナウンス) 622205005.00000
最終更新日:2013.07.17 冷暖房効率を高めるため、駅に停車している間、乗降時に乗客がボタンを押してドアを開閉する状態の際に流れるアナウンスです。



E721系近郊型交流電車(IGBT-VVVF)  Advanceはありません。

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
 停車中(空調の音)はstn_aiecon1 警笛は [SE]警笛01
E721_chime-door (ドアチャイム+ドア開閉音) 853087007.0002205005,000
E721_go-top(発車) 629236596553.650227776551,650
E721_top(走行中) 29793802.00000
E721_top-stop(停車) 535208152047.200199332045,200
最終更新日:2014.03.11
 東北地方の交流電化区間を走る普通電車では最新型の形式です。歴史的には下記の719系の後継となります。 だけど何でEがくっ付いたのかって? それは国鉄分割民営化前後の差が主な理由ですが、他社との数値のかぶりを避けるべく、 東日本に限って後から製造された形式は東(East)の頭文字がくっ付いているわけです。
 主に東北地方南部の仙台・福島を拠点としていますが、山形や第三セクターの仙台空港へも乗り入れています。 3ドア車の2両1ユニットでワンマン運転に対応、車内は東日本で標準的なセミクロスシートです。
 実際には平地のロングレールの区間を爆走することが多いですが、素材ではややスピードが控えめで、断続的にジョイント音が響いています。
メモ
 形式:IGBT-VVVF 録音車両:E721系 録音区間:仙山線
 比較的長い路線ながら、実は文字通り仙台市と山形市しか通っていない。仙台市内は駅間が短くて乗客が多く、 途中の山越えではカーブと勾配で速度が上がらないので、素材では主に山形市内の平地の音を採用している。 東北本線を爆走する音に比べるとややローカルな仕上がりとなったが、仙台近郊は駅間距離の短い区間も多いので、近郊型ながら通勤電車のような感覚か…!?



719系(5000番台)近郊型交流電車(サイリスタ位相制御)  Advanceはこちら

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
[SE]719_whistle_l([SE]警笛_長) 27807031.830--
[SE]719_whistle_s([SE]警笛_短) 19163170.370--
stn_aircon3(停車中_空調音) 28882002.00000
719_chime-door(ドアチャイム+開閉) 933307507.5002425505,500
719_go-mid(発車) 532202860046.000192276043,600
719_mid(走行中ジョイント音無) 331058402.40000
719_mid_j(走行中ジョイント音有) 331058402.40000
719_mid-stop(停車) 424160524036.400151704034,400
最終更新日:2014.03.12
 宮城・福島・山形を拠点として、南東北の交流電化区間を走る普通電車です。 外観や性能は界磁添加励磁制御の211系直流型電車に似ていて、719系のサイリスタ位相制御はその交流型仕様とも言えます。
 3ドア車の2両1ユニットですが、ワンマン運転には対応していません。
車内の座席配置は独特の"集団見合い式"セミクロスシートです。2人掛け×4列の部分を横から見るとこうなっています。→┗ ┗ ┛ ┛
ちなみにE721系や115系等、通常の3ドアセミクロスシート車の2人掛け×4列はこうです。→┗ ┛ ┗ ┛
メモ
 形式:サイリスタ位相制御 録音車両:719系(5000番台) 録音区間:奥羽本線(新庄~袖崎)
 奥羽本線の福島~山形~新庄(通称:山形線)は、山形新幹線が乗り入れるため、新幹線と在来線が同じレールを共用している。 よって、719系のうち5000番台は在来線の車両扱いながら、車輪の幅だけが新幹線に合わせて広くなっている。 他の純然たる在来線仕様の719系(写真左)と比べると5000番台(写真右)はガニマタというわけで、もちろん互換性は無いが、 足の幅が異なるだけで基本性能はほぼ同じである。
 とはいえ、この5000番台だが、福島・山形県境にそびえる日本屈指の難所・板谷峠の急勾配と闘うため、その分だけ足腰は鍛えられている。 それでいて新幹線の高規格線路上を堂々と走れることから、山形盆地の直線区間に入ればスピードも上がる。 そういう意味では速さと強さを併せ持つ"スポーツ万能型"なのかもしれない…!?



701系近郊型交流電車(IGBT-VVVF)  Advanceはこちら

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
 停車中(空調の音)はliteの「stn_aiecon1」
[SE]701_whistle([SE]警笛) 17441001.000 --
701_chime-door(ドアチャイム+開閉) 923351607.6002469605,600
701igbt_go-mid(発車) 511195010244.220185661042,100
701igbt_mid(走行中ジョイント音無) 30934922.12000
701igbt_mid_j(走行中ジョイント音有) 29934922.12000
701igbt_mid_bridge(走行中橋梁) 29934922.12000
701igbt_mid_tunnel(走行中トンネル) 29934922.12000
701igbt_mid-stop(停車) 538208593047.300199773045,300
最終更新日:2014.03.12
 電気が直流から交流に変わるのは栃木県の黒磯ですが、切り替え地点が福島寄りに移動したせいで乗り入れができなくなり、現在は白河の関を越える運用はありません。 それでも新白河~青森にかけて、東北地方全県の交流電化区間で運用されている普通電車です。 JRの他、新幹線開業後に第三セクターとなった並行在来線に至るまで、非常に広範囲で運用されています。 外見は地域により塗装が異なります。内装は3ドアロングシートが基本ですが、一部でクロスシートもあります。
 音に関してですが、初期型(ptr-VVVF)と更新型(IGBT-VVVF)とでモーターの構造が異なるので、音も完全に異なります。素材は更新型のものです。 ちなみに初期型は209系の音によく似ています。
メモ
 形式:IGBT-VVVF 録音車両:701系(1000番台) 録音区間:東北本線(白河~須賀川)
 東北地方の普通列車は昭和時代末期の頃まで、電気機関車が客車を引っ張る古風なスタイルが主流だった。 それだと機関車の連結の手間がかかることもあり、合理的な運用を図るべく、そのスタイルを一掃して大量導入されたのがこの電車であった。 だが、昔ながらのデッキのあるクロスシートの車内から、いきなり通勤電車並みの3ドアロングシートに豹変したものだから、乗り心地も情緒もあったものではない。 導入当初からそれはもうマニアのみならず地元民からも不評の嵐であった。
 現在も東北地方の主力となっているが、一部でセミクロスシートが導入されているものの、 長時間ロングシートに"詰め込まれている感"が強いこともあり、相変わらずこの電車は人気が無いらしい。ある意味哀れみさえ感じてしまうものだが、 やはり南東北で普通電車に乗るならば上記の719系やE721系にエンカウントしたくなることだろう。 一方、北東北では絶望的にこれしか走っていないので、もはやあきらめるしかない…!?



313系(3000番台)近郊型直流電車(IGBT-VVVF)  Advanceはありません。

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
(kB)
ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
door_jrc (ドアチャイム+ドア開閉音) 963528008.0002646006,000
313-3k_go-top(発車) 491180810041.000171990039,000
313-3k_top(走行中) 28882002.00000
313-3k_top-stop(停車) 598229320052.000220500050,000
最終更新日:2013.07.17
 2両編成の近郊型ローカル電車の音です。主に地方都市や田園地帯を走るとはいえ、メタリックボディーでスマートな性能なので、 古めかしい感じはありません。
 東海の電車は東日本の電車に比べると少々雰囲気が異なるかもしれませんが、車内環境はE721系に似たところがあります。 16規格では画像素材もありますので、変化を加えたい場合に選んで下さい。
メモ
 形式:IGBT-VVVF 録音車両:313系(3000番台) 録音区間:御殿場線
 昔の東海道本線は熱海~函南を貫く丹那トンネルが難工事だったせいで、現在の御殿場線のルートを通っていた。よって、全線にわたって当時の複線だった跡と長いプラットホームの跡が残っている。今では単線で2両編成がデフォルトなので、それらの設備も不要となってしまったわけである。ただでさえ本場の巨大な富士山がドカ~ンとそびえているせいもあり、その根っこをはいつくばるように走るローカル電車には、何ともちっぽけな印象を受ける。
 昔は本線だったこともあり、線形状態が良いのでスピード感のある音が撮れる。とはいえ、2両編成で電動車が1両しかないので、乗客の特に少ない時間帯でないと録音は難しい。この辺りでは身延線でも運用されているが、そちらは駅間距離が短いせいでスピードが上がらず、非常にまったりと走っている。



223系近郊型直流電車(IGBT-VVVF)  Advanceはありません。

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
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(波長)
再生時間
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ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
223_aircon(停車中_空調音) 27882002.00000
223_door (ドア開閉音) 722646006.0001764004,000
223_0-90j(発車) 587224910051.000216090049,000
223_90j(走行中) 29882002.00000
223_90-0(停車) 545208593047.300199773045,300
最終更新日:2013.12.24
 西日本で主要路線の快速電車として幅広く運用されている電車の音です。やはりメタリックボディーでスマートな性能なので、 古めかしい感じは全くありません。私鉄との競争が特に激しい京阪神では真っ向勝負すべく、快適な乗り心地で爆走しています。
 実際は軽く100km/hオーバーが出ていますが、素材では90km/h止まりです。作者は西日本へ行く機会がなかなか無いので、何卒御了承あれ…。
メモ
 形式:IGBT-VVVF 録音車両:223系(2000番台) 録音区間:北陸本線(米原~長浜)
 多くの路線で走っているものの、平地仕様なので電動車が少ないし、時間的な制約が厳しいため、どうにもいい音が録れない。よって、 新快速の末端区間で辛うじて使える音が拾えたという感じ。
 関西では長い間国鉄車両を使い古してきた傾向があるが、最近では主要幹線を中心に新型車両の導入が進んでいる。 この223系も今はその流れで型落ちしたものの、更に古参の221系や117系も現役だし、関東では引退した形式の旧国鉄型の車両も残っている。
 関西の3ドア車の座席配置は、関東では見られない転換クロスシートが普通である。グリーン車は無くて速度はかなり出るので、関東だと特別料金を払って乗るような列車をも凌駕してしまうほどの快適ぶりかもしれない。 関東人にとっては関西の太っ腹なサービスに驚いてしまうが、私鉄の路線が充実している地域だけに、そこまでしないと競争に負けてしまうのである。



221系近郊型直流電車(界磁添加励磁制御)  Advanceはありません。

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ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
221_go-top(発車) 911346185078.500337365076,500
221_top(走行中) 29882002.00000
221_top-stop(停車) 537202860046.000194040044,000
最終更新日:2013.12.25
 前項の223系が登場する前の形式で、やはり西日本で幅広く運用されている電車の音です。 分割民営化後に製造されたので国鉄型は付きません。私鉄との競争が激しい条件下での運用は223系と同じですが、 新型車両に主役を譲った後は、若干マイナーな路線で運用されています。
メモ
 形式:界磁添加励磁制御 録音車両:221系(大和路快速) 録音区間:関西本線(王寺~大和小泉)
 関西本線の大和路快速、奈良線のみやこ路快速を中心に運用されている編成である。上記の223系とほぼ同じ条件なので、細かい解説は上記と共通である。 型落ちしているとはいえ、関東ならば普通乗車券のみでここまでスピード感も座り心地も快適な列車に乗ることは難しいかも…?



211系近郊型直流電車(国鉄型界磁添加励磁制御)  Advanceはこちら

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(波長)
再生時間
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ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
 ※これらはAdvanseには未収録の素材構成となっています。
211_go-80(発車) 678256882558.250246960056,000
211_80(走行中) 31992252.25000
211_80-stop(停車) 437166477537.750157657535,750
最終更新日:2013.07.17
 軽量化による省エネ構造を図ったステンレスやアルミ製のメタリックボディーの電車は今では当たり前となりましたが、本格的に導入されたのは旧国鉄時代末期にさかのぼります。 動力的には一代前の抵抗制御から現在主流のVVVFインバータが登場するまでの間の比較的短い時期ながら、昭和時代中後期の近郊型旧国鉄車を置き換えるようにして量産されました。
メモ
 録音車両:211系(3000番台) 録音区間:高崎線・宇都宮線
 関東甲信で多く見られ、かぼちゃ色の帯が"湘南電車"の後継であることを物語っている。甲信では青と白の帯である。かつて115系が全盛だった区間に置き換わったが、 いずれも東京近郊の東海道・宇都宮・高崎線系統で走っていたお古である。
 素材の元となった3000番台は寒冷地対策が施された仕様だが、115系に比べて車体が軽いため、勾配と雪が容赦しない上甲信越の山岳路線では少々心もとない印象はある。 それでも完全に置き換わって活躍しているようで、音の軽いVVVFになる前の渋い低音はまだ当分聞けるだろう。



205系通勤型直流電車(国鉄型界磁添加励磁制御)  Advanceはこちら

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ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
205_selfdoor(ドアチャイム+ドア開閉音) 752646006.000 1764004,000
205_0-60(発車) 408153468034.800 140238031,800
205_60(走行中ジョイント音無) 411323003.000 00
205_60j(走行中ジョイント音有) 391323003.000 00
205_60-0(停車) 350133005630.160 124185628,160
最終更新日:2013.12.01
 上記の211系が3ドアの近郊型なのに対して、こちらの205系は4ドアの通勤型です。 両者は今でこそ通勤型も近郊型もごっちゃになったE231系やE233系のような関係ですが、 国鉄時代末期に別の形式として量産されました。 かくして、こちらもやはりメタリックボディーの先駆的存在で、制御方式も211系と同じですが、加減速の性能が異なるので音は異なります。
 素材では駅間距離の短い通勤路線仕様でまとめたので、速度は控えめになっています。まったりとした通勤電車の音として御利用下さい。
メモ
 録音車両:205系(3000番台) 録音区間:川越線・八高線(武蔵高萩~拝島)
 東日本では山手線にE231系が導入されて以降、そのお古が大量に東京近郊の通勤路線へ導入された。そして山手線にE235系が登場したことで、お古のE231系が同様に流れて行ったわけだが、 一方で通勤型のE233系や近郊型のE131系が新規製造されたことで、205系は急激に少数派となってしまった印象である。普通に見られる路線もあるが、 メタリックボディーの外観になって以来、車両の更新間隔は確実に短くなっている。



115系近郊型直流電車(国鉄型抵抗制御)  Advanceはこちら

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ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
[SE]115_whistle([SE]警笛) 19 551251.250 --
平地(80km/h)
115_0-80j(発車)562 214678848.680 204756346,430
115_80(走行中ジョイント音無)31 992252.250 00
115_80j(走行中ジョイント音有)29 992252.250 00
115_80_bridge(橋梁)29 992252.250 00
115_80_tunnel(トンネル)31 992252.250 00
115_80-0(停車)503 194040044.000 185220042,000
上り急勾配(70km/h)
115up_0-70j(発車)688 255912358.030 244534555,450
115up_70j(走行中)37 1137782.580 00
115up_70-0(停車)599 230246152.210 221426150,210
下り急勾配(75km/h)
115d_0-75j(発車)540 204624046.400 194040044,000
115d_75j(走行中)34 1058402.400 00
115d_75-0(停車)512 200655045.500 191835043,500
最終更新日:2013.11.16
 国鉄時代中後期に量産された、3ドア近郊型電車の代表格です。 前身となった111・113系を基本構造として、急勾配や降雪といった過酷な環境下に立ち向かうべく強化されて誕生しました。
 軽快に走る新型車両に比べれば、無骨で重々しい昭和の雰囲気を漂わせていますが、タフで安定した走りに対する信頼は厚く。東日本では新型車両の導入が著しい時代においても、上甲信越の豪雪地帯や山岳路線を中心に長い間活躍していました。 西日本では平地の幹線でも見られますが、確実に数が減りつつあります。
メモ
 形式:国鉄型抵抗制御 録音車両:115系(1000番台)
 録音区間:平地:信越線(直江津→新井、豊野→長野) 上り急勾配:同(新井→妙高高原)、下り急勾配:同(黒姫→豊野) 橋梁・トンネル:上越線(渋川~土樽)  他、中央線、しなの鉄道。
 豊野・妙高高原・新井を境に地形が豹変する信越線の長野~直江津をベースに、利根川を8回も渡るほど山河が迫る上越線の橋梁とトンネルを組み合わせて構成。

 いかんせん長年走り続けてきた国鉄車のため、窓はガタガタ、バネはギコギコ、空調の音もでかく、それらを全部消去してモーターとジョイント音のみを 残すのは不可能である。それはそれで実録の雰囲気を残しているということで容赦願いたい…。
 国鉄時代は路線の環境には特に関係無く、全国の直流電化区間で普通に走っていたものであった。だが115系の真骨頂は、平地の少ない日本の地形が織り成す急勾配や、季節風がもたらす大雪にも屈することなく突き進む粘り強さである。
 単線の急勾配区間で聞き比べても、上り列車と下り列車ではモーターの吼え方が全く異なるため、同じレールを同じ速度で走ったとしても音が完全に変わってしまう。勾配区間を5km/h刻みとしているのは、山岳路線では線形状態により急激な速度変化が生じにくいためである。更に足元をすくわれないように滑り止めの砂をまきながら登ることもあるので、ジャリジャリとした音が混じることもある。それらをすべて拾い出して素材化したせいで膨大な量になってしまったが、全部ループ演奏対応で聞いてみるとすごいことになるだろう。



107系通勤型直流電車(国鉄型抵抗制御)  Advanceはこちら

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ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
107_go-70(発車)721 273772862.080 262395059,500
107_70(走行中ジョイント音無)35 1137782.580 00
107_70j(走行中ジョイント音有)34 1137782.580 00
107_70_stop(停車)538 198450045.000 189630043,000
最終更新日:2011.06.07
 国鉄時代に多数走っていた急行列車はニーズに応じて特急や快速へ統合されることで淘汰され、2ドアの急行型電車は供給過剰となったことから、分割民営化後にその部品を再利用して3ドアの通勤型普通電車に生まれ変わりました。かくいう歴史から足回りは急行の部品を継承しているため、 素材でも平地を高速で爆走する音を中心に構成しています。素材の種別としては一昔前の形式の普通電車の音ということになりますが、往年の急行電車の音として使えないこともありません。
メモ
 形式:国鉄型抵抗制御 録音車両:107系(100番台) 録音区間:信越本線(高崎~横川)
 昔は特急が走る大動脈だったが、新幹線の開通であわや廃線の危機にまで瀕してどうにか生き残った路線。名物駅弁「峠の釜めし」は不動の人気だが、今では行き止まりの寂しいローカル線と化している。もっとも録音には静かなのに越したことは無い。同じ地域を走る115系電車の素材化作業が難航する中、一発録音で即採用となった。
 この電車は栃木県と群馬県しか走っていなかったので、関東近県に居ないと到底ピンと来なかったであろう。それでも人気アニメに登場してリアルに描写されたことで、マニアの間で話題になった歴史がある。 どうやら作者に限らず鉄オタ兼アニオタは全国に結構居るらしい…!?当初素材化する予定は無かったが、昭和後期~平成初期の車両の素材化が全体的に遅れていた中、 HDDの奥深くへ埋もれる寸前のところで大抜擢となった。
 前項の115系と同じ歴史をたどるように、211系に置き換えられて引退したが、上信電鉄ではお古が生存している。



103系通勤型直流電車(国鉄型抵抗制御)  Advanceはこちら

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ループ位置
(ms)
103_0-65(発車) 428 158098535.850 145750533,050
103_65(走行中) 37 1234802.800 00
103_65-0(停車) 446 167580038.000 158760036,000
最終更新日:2013.12.25
 下記の101系(製造時)を基礎として、最終的に3000両以上も大量生産された、昭和時代中後期の国電を代表する4ドア通勤電車です。 かつては東京近郊でも"みどりの山手線"に代表されるべく、国電区間のほぼ全線にわたって走っていました。
 東日本と東海では既に引退。西日本でも次々と引退の話を聞いているので、生存は不明です。
メモ
 形式:国鉄型抵抗制御 録音車両:103系 録音区間:奈良線(宇治~木幡)
 16規格の画像素材は古くから存在したが、実録てつおん素材の開発時には既に東日本から引退していたので、関西で録音するしかなかった。 それだけでも難儀だが、103系は各駅停車を中心に運用されているので、狙って乗ろうとしても快速に追い越されまくりで時間効率がよくない。 まったりと乗客が居る環境も録音には適さず、何だかんだで使える音を拾うのはかなり面倒だった。
 それにしても中高年の関東人にとっては懐かしい電車であろう。現在205系やE231系(通勤型)・E233系(同)が走っている路線では、 かつてほぼ全線にわたってこれが走っていた。うぐいす色やカナリア色やスカイブルーやオレンジに塗られたあの電車達を思い返すことは容易だろう。 関西ではドア横の戸袋窓が埋められているので若干外観が異なるものの、当時東京のどこでも見られたあの103系と同じ形式には変わりない。 音も当時のままであった。



秩父鉄道1000系(元:国鉄101系)通勤型直流電車(国鉄型抵抗制御)  Advanceはこちら

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ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
ct1k_0-65(発車) 694 249606056.600 237258053,800
ct1k_65(走行中) 39 1234802.800 00
ct1k_65-0(停車) 446 162817236.920 153997234,920
最終更新日:2013.11.23
 戦後の高度経済成長期、あふれ返る通勤客に対応すべく、当時の最新技術を駆使して登場した国電の4ドア通勤電車の魁的存在です。 後に量産された103系電車の基礎を築いた形式でもあります。
 国鉄の後継であるJRからもずっと昔に引退、そのお古がローカル私鉄で生存していたことから素材化が実現しました。 昭和のレトロな世界観の通勤電車として、又は地方のローカル電車として御利用下さい。
メモ
 形式:国鉄型抵抗制御 録音車両:秩父鉄道1000系(元:国鉄101系) 録音区間:秩父鉄道(行田市~羽生)
 画像を見ただけで中高年の皆様は懐かしく思うだろう。かつて中央線や武蔵野線を走っていたリバイバル塗装である。
 さてこの電車は単純に古いわけだが、編成の一部に非冷房車が存在した。 夏には日本屈指の猛暑となる埼玉県熊谷市に本社がある私鉄なので、その暑さは半端ではない。物好きな乗客でない限り冷房車に避難していたが、 窓を全開にできたのも昭和時代の電車では当たり前にできたものだった。
 てなわけで、昭和のレトロな雰囲気を体感できたマニアックな電車だったが、惜しまれつつも今はすべて引退してしまった。

211系・115系・107系・103系・101系電車付属

空調の音とセットになっているため、BGSにインポートして下さい。
ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
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ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
stn_aircon2(停車中_空調音) 27882002.00000
最終更新日:2011.06.07 ノイズ同然ですが、元来非ループ仕様のBGS(停車やドア開閉)の尻尾にはこれが標準で付いています。
door2_auto(自動ドア開閉_両開き) 732646006.0001764004,000
最終更新日:2011.06.07  チャイムの鳴らない左右に開く戸袋のある列車の自動ドア開閉音です。要するにごく一般的な構造の自動ドアの開閉音です。 2回連続で再生する場合は、一度止めるか上記の「空調の音」を経由させる必要があります。
door2_self_lockoff (半自動ドアロックOFF) 622205005.0001323003,000
最終更新日:2011.06.07  上記の自動ドアが半自動になっている場合、駅に停車してロックが解除される時の音です。
door2_self(半自動ドア開閉_両開き) 511764002.000882004,000
最終更新日:2011.06.07  半自動ドアを手で開閉する音です。
 2回連続で再生する場合は、一度止めるか上記の「空調の音」を経由させる必要があります。
door2_self_lockon (半自動ドアロックON) 511764004.000882002,000
最終更新日:2011.06.07  上記の自動ドアが半自動になっている場合、発車時にドアがロックされる時の音です。



西武2000系通勤型直流電車(界磁チョッパ制御)  Advanceはありません。

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
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再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
sb2000_door(ドア開閉) 843087007.0002205005,000
sb2000_go-i(発車) 572224910051.000216090049,000
sb2000_i(走行中) 27882002.00000
sb2000_i-stop(停車) 415145530033.000136710031,000
最終更新日:2013.10.19
 歴史的には抵抗制御と界磁添加励磁制御の間の短い期間に開発された形式で、昭和時代末期が全盛です。 旧国鉄では採用されなかったことから、私鉄でのみ存在する音となります。 今でも多数が現役で走っていますが、ちょっぴり古風な私鉄の通勤電車の音として御利用下さい。
メモ
 形式:界磁チョッパ制御 録音車両:西武2000系(更新車) 録音区間:西武新宿線
 昭和52年のデビュー以来たびたび更新されているものの、西武の黄色い4ドア電車の代表格としてすっかり定着している。 一見何の変哲も無い私鉄の通勤電車ではあるが、何故かアニメで登場する機会が多い。 沿線にアニメ制作会社が多い影響があると思われるが、アニオタならば作品内で少なからず見たことはあるだろう。 今ではステンレスの新型車の導入も進んでいるが、それらを差し置いてまで人気が高い理由は不明。 青い新型車よりも黄色の方がインパクトがあるからか? 塗装の無いステンレスでは演出的に物足りないのか…!?
 かくいうわけで、創作で使うには手頃かと思って昔から素材化の計画はあったのだが、作者の地元過ぎていつでも録音できるあまり、長い間放置されていた。 いざ作業に着手してみれば、一発録音で数時間のうちに編集して完成。やればできるのにやらなきゃ永遠にやらないヘタレな作者であった…。



路面電車(吊り掛け駆動)  Advanceはこちら

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
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ファイル全長
(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
streetcar_bell([SE]ベルの音) 411212752.750--
streetcar_door([SE]ドアブザー+開閉) 662094754.750 --
streetcar_go-top(発車) 158 57330013.000 47407510,750
streetcar_top_a-i(走行中再加速) 93 3307507.500 2315255,250
streetcar_top(走行中惰性) 31 992252.250 00
streetcar_top-stop(停車) 144 51817511.750 51817511,750
最終更新日:2011.05.12
 「んんんんんんん~~~」…と独特の渋い重低音を響かせながら市街地をトコトコ走る、古風な路面電車の音です。 専門的には「吊り掛け駆動」と称する方式ですが、車軸にギアとモーターを直付けしていることでこのような音になるとか…。
 素材では3段階の速度を用意しています。最高速度は40km/hしか出ないのでとても高速とは言えません。中速は25km、低速はもはや自転車並の15km/hです。
 国や地域を問わず、レトロな世界観で走る電車の音として御利用下さい。画像さえあれば王道RPGの城下町の交通機関として使えないこともありません。 古い時代の世界観ほど低速だけを使った方が自然かと思われます。
メモ
 形式:都電7000系 録音区間:都電荒川線
 東京都区部で今も走り続ける路面電車だが、路面(併用軌道)を走るのは飛鳥山~王子のわずかな区間しか無い。それ故に自動車の妨げにならなかったため、時代の波に淘汰されることなく生き残れたという。 都電では、この吊り掛け駆動の音が響く形式の定期運用はもう存在しない。7000系電車自体はあるのだが、スマートな音の新型モーターに交換されてしまった。とはいえ、地方の路面電車を探せば、まだこの音は聞けるはずである。
 録音は簡単なようで非常に困難であった。12mの狭い車体では乗客の挙動が響きやすく、停留所間が短い割にアナウンスが長い。加えて車外から自動車や踏切の音がよく響くこと…。 昼間は地元の中高年が多数乗ってくるのであきらめたものの、夜になっても乗客は絶えず、音を拾い出すのは難儀な作業であった。 1日乗車券は3回乗れば元が取れるのでのんびりと旅するのもよいが、音に関しては全国どこの路面電車もあまり期待できない。活気があるのはよいことである。



モノレール(跨座式)  Advanceはこちら

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
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(波長)
再生時間
(s)
ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
monokoza_door(ドアチャイム+ドア開閉音) 75 2646006.000 1764004,000
monokoza_go-top(発車) 238 89964020.400 79380018,000
monokoza_top(走行中) 32 1058402.400 00
monokoza_top-stop(停車) 318 119070027.000 110250025,000
最終更新日:2011.02.03
 普通の電車のような大量輸送向けではないものの、路線バスではさばき切れないような密度の町では主力となる都市交通機関です。駅間の短い各駅停車のため全速で飛ばしてもせいぜい40km/h程度ですが、"痒いところに手の届く"小回りの利く乗り物です。
 同様の交通機関としては新交通システムの類が挙げられますが、創作物(アニメ)の世界ではモノレールの方が登場する機会はずっと多い印象を受けます。
メモ
 形式:跨座(こざ)式モノレール 録音区間:多摩モノレール
 小ぢんまりとした2ドアの4両編成。ホームには柵があるため、ドア開閉時の音にはどうしてもホームドアの音まで入ってしまうのがミソ。
 東京西部、いわゆる多摩地区を縦断し、ほぼ全線にわたり高架線路が続く。東京都は都心から放射状に伸びる交通網は発達していても、外周を縦断するような交通機関が乏しい。 よって沿線住民の足としてだけでなく、乗り換え駅間を通り抜けるのにも重宝する路線である。作者としては埼玉県方面へも線路を延ばしてもらいたいものだが…。
 「モノレール」の「モノ」はモノトーンやモノラルと同じで「単一の」という意味であり、「1本の太いレールを伝って走る電車」というわけである。
 モノレールには「跨座式」と「懸垂式」が存在するが、そのうちレールの上に車両が跨(またが)って走る方式が「跨座式」というわけである。ちなみに懸垂式は天井高く敷かれたレールに車両がぶら下がって走る方式である。
 両者を比較したところで基本性能には大差無い。外見上は前者の方がすっきりした構造なのに対し、後者は車両をすっぽり囲むほどの大掛かりな高架式軌道が続くことから、結構ごつい印象を受ける。 どちらにしても幹線道路の上を間借りするような高架線路を走ることがほとんどのため、車窓の見晴らしはよい。スピードはあまり出ないので、一日乗車券を手に遊園地の乗り物感覚で乗り鉄するのもよかろう。

気動車(ディーゼルカー)

 いつの時代から線路の上を走る列車がみんな電車と呼ばれるようになってしまったのやら…? 未だに公共の電波でアナウンサーや芸能人でさえ平然と電車と呼んでいるが、電車と気動車は別物である。
 今では架線が無い線路の上(非電化区間)でもハイブリッドやバッテリー車が走る時代になったことで、外見上の区別はますます難しくなったしれない。 だけど音を聞き比べれば、電動モーターとディーゼルエンジン(内燃機関)の違いは歴然である。

 気動車はバスやトラックと同じく軽油でディーゼルエンジンを動かして走るので、停車中でもアイドリング音が断続的に響いている。 発車時は滑らかで、電車のように突然ガクンと来る感覚は無い。走行中はエンジンの響きで加速と惰性が明確に分かる。 加速走行時は獣が吼えるようなワイルドな音を発するが、惰性走行時はそのエンジン音が消えるので少々間の抜けた音になるのがミソ。勾配や駅間距離の長い区間では最初の加速だけだと息切れするので、停車までの惰性走行に入るまでは加速を入れっ放しにする。又は短い加速を繰り返しながら速度を維持するが、 その際加速が入る度に発する雄叫びのようなエンジンのうなりが特徴的である。それは上り勾配がきつくなるほど激しく吼えるので、その瞬間がたまらない。てなわけで勾配が延々と続く山岳路線ほど苦境に立たされて吼えまくるが、車窓の景色にとらわれてスルーしてしまいがちなので、一般人には知られていない楽しみ方である。




キハ110系気動車(カミンズ製ディーゼルエンジン)  Advanceはこちら

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(波長)
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ループ位置
(LOOPSTART)
ループ位置
(ms)
dc110_whistle([SE]警笛) 11220500.500--
dc110_door([SE]ドアチャイム+開閉) 521764004.000--
dc110_stn(停車中アイドリング) 27882002.00000
dc110_go-70a(発車) 751289207865.580277830063,000
dc110_60up-i(走行中再加速) 20174088016.80061740014,000
dc110_65i(走行中惰性) 381234802.80000
dc110_stop(停車)430 159862536.250151042534,250
最終更新日:2011.04.16
 東日本の非電化区間の主力となっている気動車です。国鉄の分割民営化以降に登場し、 米国カミンズ製の高性能なディーゼルエンジンを搭載していて、電車並みの加速で高速かつ強力な走行が可能です。  国鉄時代は下記のキハ40系未更新車に代表されるように、じれったくなるほどのローパワーぶり…。 一方で現在の最新式エンジンはエコロジーの精神から音も軽過ぎるので、管理人の主観ではこの時代のディーゼルエンジンの音が最もお気に入り…。
 平地を爆走する高速走行では80km/h以上、勾配の続く山岳路線では60~70km/hで速度を維持しながら走るのが現実的です。
メモ
 形式:キハ110系(200番台) 録音区間:八高線(高麗川~高崎)
 寄居を境にして地形が変わるので、走行状態も大きく変わる。70km/h以下の勾配区間の音は高麗川~寄居、70km/h以上の平地爆走区間の音は寄居~群馬藤岡から採用。高崎線に乗り入れる区間は全速力で爆走するが、群馬藤岡~高崎にかけては常に乗客が多いので録音は難しい。
 ところでRPGツクール2000作品「月影の駅」で登場する列車はまさにこれである。初版は当時のネット回線の事情もあってしょぼいMidi合成音だったが、時代の流れで大容量のデータが即座にDLできるようになり、Ver2では満を持して、 実録のwav音源を多用している。



キハ100系気動車(カミンズ製ディーゼルエンジン)  Advanceはこちら

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(LOOPSTART)
ループ位置
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 ドア開閉音はキハ110系の「dc110_door」を御利用下さい。
[SE]dc100_whistle([SE]警笛) 12282240.640--
dc100_stn(停車中_アイドリング) 27882002.00000
 ※以下はAdvanseには未収録の素材構成となっています。
dc100_go-80a(発車→加速→加速中) 770273420062.000264600060,000
dc100_80a-70i(加速中→加速解除→惰性) 23584407419.14073029616,560
dc100_70i-80a(惰性→再加速→加速中) 25994197621.36084275119,110
dc100_70i-stop(惰性→停車) 771291324666.060282504664,060
最終更新日:2014.03.15
 構造上は上記のキハ110系の全長を3~4mほどコンパクトにした列車です。 やはりカミンズ製ディーゼルエンジンを搭載しているので、音もほぼ同じです。 音の演出だけならば別に使い回しても差し支えないので、好みで使い分けて下さい。
 Advanceでは、トンネルと橋梁、強加速(上り勾配)を追加していますが、発車・停車時もLiteとは別のものです。
平地では60・70・80の10km/h刻みで加速と惰性の繰り返し、上り勾配では60・65・70の5km/h刻みで強加速と惰性の繰り返しを想定しています。
メモ
 形式:キハ100系(0番台) 録音区間:北上線
 最初は平地の直線を高速走行するが、山間部へ入るにつれて勾配とカーブが続く。 冬季なので時折凍結した雪にぶつかる音が紛れているかもしれないが、東北の雪国を走る列車につきすべて演出ということで…。
 録音した車両は岩手県の一ノ関を拠点としていたキハ100-2。ここを起点とする大船渡線は、地図で見るとドラゴンがうねっているような形をしていることから 「ドラゴンレール」と称され、そのロゴマークが入っている。しかしながら、震災により海岸沿いの区間は寸断され、線路は蘇ることなくBRT区間となった。



キハ75系気動車(カミンズ製ディーゼルエンジン)  Advanceはありません。

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dc75_stn(停車中アイドリング) 27882002.00000
dc75_go-top_a(発車) 747283563064.300275625062,500
dc75_top_a(走行中加速) 26793801.80000
dc75_top_i(走行中惰性) 26793801.80000
dc75_top-stop(停車) 818317520072.000308700070,000
最終更新日:2013.07.27
 東海所属。やはり分割民営化以降の気動車が、田園地帯を高速で突っ走る音です。
渋い重低音が特徴的なディーゼルエンジンながら、軽快な100km/h走行のジョイント音が響くので、地方の世界観で快速・急行・特急として使うのが適当かもしれません。
メモ
 形式:キハ75系(0番台 快速みえ) 録音区間:参宮線・紀勢線(多気~松阪)
 名古屋寄りでは100km/hオーバーもあるらしいが、その区間では録音が難しいので、乗客の少ない鳥羽→松阪で録音した。 よって素材も残念ながら100km/h止まりだが、それでも十分速い。
 列車は名古屋から伊勢湾岸に沿って文字通り三重県を縦断する快速で、県内の主要都市間の輸送の他、伊勢神宮への輸送も担っている。 とはいえ、併走する近鉄の方が圧倒的に勝っていて、こちらは永遠の負け組に成り下がっている。
 実際乗ってみれば、軽快なジョイント音が響き渡るせいか、かなりスピード感がある。末端部では空席が目立つが、 この激走ぶりからすれば決して負けてない印象を受けるだろう。陰ながら応援したくなる列車である。



キハ40系(1000番台)旧国鉄一般形気動車  Advanceはありません。

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
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(LOOPSTART)
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(ms)
dc40_chime-door(ドアチャイム+開閉) 732646006.0001764004,000
dc40_stn(停車中アイドリング) 27882002.00000
dc40_go-top_a(発車) 721253575057.500240345054,500
dc40_top_a(走行中加速) 411323003.00000
dc40_top_i(走行中惰性) 431323003.00000
dc40_top-stop(停車) 482171990039.000163170037,000
最終更新日:2013.07.20
 昭和時代中期の国鉄では、全国の非電化路線がSLからディーゼルに置き換わり、このエンジン音が各地で響き渡るようになりました。 分割民営化後はスマートな新型エンジンを搭載した車両に置き換えられ、昔ながらのエンジンを搭載した気動車の音はもう聞けないかもしれません。 昭和時代のレトロな世界観で、田園地帯をのんびり走らせるのが効果的でしょう。
メモ
 形式:キハ40系(1000番台) 録音区間:烏山線
 宇都宮~宝積寺で東北本線に乗り入れるが、電車に追いつかれやしないのか!?…と心配してしまうほど加速力の弱さを実感した。 録音は2011年のものだが、現在この路線にはバッテリー電車が走っている。
 ところで、キハ40系は現在もある所にはあるが、多くがエンジンを載せ替えているので、この音はもう響かないと思われる。 エンジンが未更新のままの気動車となると、私鉄や三セクまで探せば見つかるかもしれないが、定期運用されているかどうかは不明である。



キハ40系旧国鉄一般形気動車(更新車)  Advanceはこちら

ファイル名(.ogg) タイトルサイズ
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ループ位置
(ms)
dc40r_stn(停車中_アイドリング) 28882002.00000
dc40r_go-a(発車加速) 571211680048.000198450045,000
dc40r_a-i(走行中_加速→惰性) 893153157.1501565553,550
dc40r_i-stop(惰性→停車) 559211680048.000202860046,000
最終更新日:2013.07.26
 国鉄型気動車はあまりにもローパワーで、古いディーゼルエンジンが地球環境によろしくない事情もあるようで、 高性能でスマートなエンジンに載せ替えたのがこの列車です。他にも時代のニーズに合わせて冷房やワンマン化等の改造がなされています。
 外見は昭和の無骨な国鉄車ですが、今でも非電化のローカル線の普通列車として、西日本を中心に幅広く運用されています。
メモ
 形式:キハ41(2000番台) 録音区間:播但線(寺前~生野)
 元は"顔"(運転席)が片方だけで、2両1セットだったキハ47。それを1両でも運転できるように、後からもう片方にも顔を付ける改造を施した。 だけど元は連結器があった側を無理矢理顔にしたものだから、そちらはのっぺりとした表情になっているのがミソ…。てなわけでキハ41は 一風変わった列車だが、いずれにせよ西日本の日本海側で多く運用されているキハ40系列の更新車の音に変わりない。
(左の画像が元からある顔。右の画像が元々連結器のあった側で、無理矢理整形したものだからのっぺりしている。)
 録音区間からして地元民やマニアはピンと来るかもしれないが、この区間は丘を越える連続急勾配なので、 国鉄時代よりエンジンがパワーアップしていても、スピードは全く上がらない。 平地ならば80km/hは軽く出るのだが、素材では加速時でも60km/hしか出ていないわけである。これはただでさえ短い編成で乗客の挙動が響いてしまうため、 夜明け前の始発で学生が多数乗り込む直前の静かな区間でないと録音が難しいという事情による。

 その他の効果音 
Advanceはありません。

踏切

 言わずもがな踏切警報機の音。鉄道会社によって音も様々なので、創作ならば何の考えも無しに気に入った音を選べばよいでしょう。
 BGSにインポートしてループ演奏させる仕様ですが、すべてループ位置は0です。列車走行音と同時演奏させるには、こちらをBGSにして列車走行音をBGMにインポートする必要があります。
ファイル名(.ogg)タイトルサイズ
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(波長)
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(s)
最終更新日
crossing00踏切00(JR) 27811441.8402013.12.01
crossing01踏切01(京王) 29811441.8402013.11.23
crossing02踏切02(小田急) 32917282.0802013.12.01
crossing03踏切03(東武) 27811441.8402013.12.10
crossing04踏切04(西武) 321058402.4002013.12.10
crossing05踏切05(東急) 31934922.1202013.12.28
crossing06踏切06(京成・通常) 26820261.8602013.12.28
crossing06w踏切06w(京成・倍速) 25820261.8602013.12.28
 京成の踏切では、一度の遮断で両方向に列車が通過する場合、警報機の音の倍速機能が作動します。
1.遮断開始時は通常です。通過列車が1本の場合は倍速にはならずに通常のまま終わります。
2.複数の列車が通過する場合、矢印が両方向点灯している状態は通常で、どちらか一方が通過して消灯した瞬間から倍速になります。
3.遮断が解放されると倍速のまま終わりますが、倍速の状態で、一度は消えた方向の矢印が再び復活して両方向が点灯した瞬間、通常に戻ります。
4.踏切の遮断中は、通過列車が連鎖する限り、双方の矢印が消灯と点灯を繰り返すことで2と3を繰り返します。尚、連鎖が発生した際の終了時は必ず倍速になります。
crossing07踏切07(京急) 26811441.8402013.12.28

警笛

 ループ再生は不自然なので、SEにインポートして下さい。ここでは汎用的な音を集約しています。特定の列車の警笛は、それぞれの列車走行音の中にあります。
ファイル名(.ogg)タイトルサイズ
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ファイル全長
(波長)
再生時間
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最終更新日
[SE]wh_00l[SE]警笛00(長) 29943742.1402013.12.01
[SE]wh_00s[SE]警笛00(短) 17529201.2002013.12.01
 昔から国民の誰もが耳にしていたと思われる、ごく一般的な音。創作やTV番組等のSEではごく当たり前に使われてますが、列車の警笛は全部この音ではありませんぞ! 新型車両でも鳴らせないことは無いので、創作には無難な選択ですが…。
[SE]警笛01(短) [SE]wh_01s 11220500.5002013.12.01
 電子音のような感じで、いかにも現代風。新型の通勤電車の警笛は大抵この音。 都会に住んでいればラッシュ時のホームでよく鳴り響いているので聞いたことはあるはず。
 それにしても短過ぎてすみません。長い音は運が良ければそのうち拾います…。

SL汽笛

 上記の警笛が現代的な列車に対して、こちらは往年のSLの汽笛。とはいえ列車の警笛の一種なので、鳴らす目的は同じです。
こちらもループ再生は不自然なので、SEにインポートして下さい。
ファイル名(.ogg)タイトルサイズ
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再生時間
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最終更新日
[SE]wh_sl01l[SE]SL汽笛01(長) 592557805.8002014.11.15
[SE]wh_sl01m[SE]SL汽笛01(中) 381543503.5002014.11.15
[SE]wh_sl01s[SE]SL汽笛01(短) 8171990.3902014.11.15
 出演:C58型蒸気機関車 (秩父鉄道C58-363)
SLの汽笛は形式や環境により多少は音の差が出ますが、とりあえず汎用的に使えるかも…。

駅ホイッスル(ドア閉)

 ループ再生は不自然なので、SEにインポートして下さい。
 上記の「警笛」も英訳してしまうとホイッスルですが、こちらは駅で車掌や駅員がドアを閉める際に鳴らすホイッスルです。 駅のホームで実録した音ですが、単純にホイッスルの音なので、別にスポーツの試合や警官の交通整理等に使ったって構いません。
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最終更新日
[SE]stn_whistle00[SE]駅ホイッスル(通常) 24705601.6002013.12.24
 ごく一般的な音。
[SE]stn_whistle01[SE]駅ホイッスル(三連) 371177472.6702013.12.24
 JR東海仕様。「ピッ!ピッ!!ピ~~~~~~~~ッ!!!」とサッカーの試合終了時のように3回鳴らすのが特徴。 よって、そちらへ転用することも可能です。