「月本國素材」は"国産素材100%"。用途や開発環境を問わず、誰でも御自由に御利用になれます。 加工二次配布もOKです。

てつおん素材

実録加工鉄道効果音BGS/SE素材(.ogg)

 ステレオICレコーダーで生録音した音源から、雑音等を除去して加工したOggVorvis(44100Hz)形式です。
お好みでどちらかを選んで下さい。
Lite Advance
 「発車」「走行中」「停車」のシンプルな構成。
 ゲーム等のイベントシーンでBGSとして流すだけならば、こちらでOK。 つべこべ考えずにお好みの音を選んで下さい。
 列車の速度を変えたり、橋梁やトンネルを通過させたり、マニアックな演出を御希望ならばこちら。
 但し使いこなすのは非常に困難です。
 通常はLiteで事足ります。車種により、Liteのみの構成となっています。
 LiteはAdvanceの中から基本構成のみを選んだものなので、ファイル名は同じです。

御案内

 oggファイルが再生可能なウディタ、RPGツクールXP/VX等ではそのままインポートして使えます。
 もちろんMP3やWave等に変換するなりして、他の開発環境(RPGツクール200x等)や別の用途(BGM等)に使っても構いません。
ファイル形式変換以外の編集加工も御自由にどうぞ。

 RPGツクール200xでは.oggファイルに対応していないので、残念ながらそのままでは使用できません。
 MP3やWaveに加工すれば使えないこともないですが、ファイル容量やループ再生等の問題が発生します。
(例えば「dc110_go-70a」の.ogg変換前の元ファイル(.wav)は約11MBですから、それだけで200xならば作品数本分の容量になってしまいます。
又、MP3は完璧なループ再生が不可能です。)

 現行のブラウザの環境であれば、Web上で素材の試聴は可能と思われます。(完璧なループ再生は無理と思われますが…。)
 再生時は画面上にプレーヤーが出ます。試聴後はブラウザの左上のボタンで戻って下さい。
ファイルをDLする場合には右クリック→「リンク先のコンテンツを保存」です。

 完全なループ再生で試聴を御希望ならば、一度保存してから、ループ信号(LOOPSTART)に対応しているソフトウェアに直接インポートして、
サウンドテストで試聴するのが現実的です。

 ここにあるoggファイルはBGSとして使うのが基本ですが、一部SEも含まれています。指定したフォルダにインポートして御利用下さい。
oggファイルは同時に複数のファイルのミキシング再生が可能です。BGSで走行音を再生しながら警笛のSEを鳴らすことができます。
 尚、再生時間の短いファイル(4s以下?)はLOOPSTARTが効かないようです。
 SEをBGSにインポートすると強制的にループ再生されてしまうので御注意下さい。

ループ再生について

 「ループ位置」(ループ開始位置)が0のファイルは、特別な設定不要でループ再生します。
 「ループ位置」(ループ開始位置)が0以外のファイルは、途中からループ再生させる必要のあるファイルです。
(リピート範囲は開始位置から終わりまでです。)
 ウディタ(Ver2.00~)、RPGツクールVX/VXAceでは、専用のループ信号(LOOPSTART)が挿入済みのため、設定不要でループ再生します。
 ウディタ(Ver1.31以前)ではイベントコマンドの「サウンド」の設定で、「ループ位置[ms]」に指定値を入力すればループ再生が可能です。
 RPGツクールXPでは動作確認をしていませんが、再生時間を細かく設定してイベントやRGSSで制御すれば可能と思われます。

(計算式)
 時間 = 波長 / 周波数 により、
 再生時間 = ファイル全長 / 44100

但し…
  ウディタ(Ver2以降)、VXのループ設定(LOOPSTART、LOOPLENGTH)は波長(Tick)
  ウディタ(Ver2未満)のループ設定はms単位(1s=1000ms)

 BGS素材はすべてループ再生します。電車の停車中は常識的には無音のはずですが、 実際は低音ながら空調の音が響き続けているため、演出として残しています。
(消せるものなら消したいところですが技術が伴わないので…。)
 尚、気動車は停車中でもディーゼルエンジンの音が断続的に響いています。

素材には列車の速度が表記されているけど、録音中に逐一運転席をのぞき見しながら測っているのか~?

 そんな器用な作業は不可能です…。レール1本分の長さは25mと相場が決まっているので、レールの継ぎ目に車輪が落ちる時発生する
ジョイント音の間隔を測定すれば計算で出すことができます。継ぎ目の無いロングレールでは残念ながら正確な計算ができません。
 というわけで、ループ開始地点が0の素材では、レール2本分(50m:ジョイント2回)の長さを基準に切り取って素材化しています。
 具体的な計算式ですが、途中経過を端折ると「時速(km/h)=180/再生時間(s)」という意外に単純な式になってしまいます。
 これはジョイント2回分(50m相当)の式ですが、ジョイント1回分(25m相当)だと「90/再生時間」です。
すなわち、時計の秒針と同じ1s間隔で規則正しくジョイント音が響いているならば、その列車は90km/hで走行していることになります。