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自分好みのタイル・キャラ素材を作ろう

「DotPainterALFAR」を用いて256色png素材を改造編集する

 32×32規格の開発環境下では、画像素材はフルカラーに対応しているものの、無計画に色を増やしてにファイル容量を 増やすのは好ましいとはいえない。
よってツクール2000以来16×16規格で主流だった256色pngファイルは、現在も尚2D-RPGの素材として重要な存在である。
 画像素材は各用途に応じて規格が決まっている。そのうち多数を占めるのは当局でも主に扱っている 「タイル(マップチップ)」と「キャラセット(歩行グラ)」…
いわゆるチップセット素材であり、これらは基本的にドット絵での作成となる。 現在は多くのサイトでフリー素材として配布をしているものの、ゲーム制作者にとって
完璧にツボにはまる素材というのはそうそう見つからないであろう。必ずや自分のイメージに ふさわしい素材になるように何らかの改造を施したくなるものである。
 だが、ドット絵にある程度慣れている人なら何ら問題無いが、「そんなもの描いたことが無い」 「やってみたけど自分には到底描けない」という人も大多数であろう。
ここでは、初心者でも割合に 入り込み易く、その使い易さから当局でも初心の頃から今も愛用しているお絵描きソフト 「DotPainterALFAR」を用いて、
是非覚えておきたい機能を使った簡単なチップセットの改造編集 のやり方を書くことにする。
 尚、ゼロの状態からドット絵を描き始めるための方法については当局もプロでは無いので ここでは書かない(てか書けない)。それについては「ツクールWeb」の講座等、
専門知識のある人に教わった方がより 勉強になるであろう。ここではあくまで既存の素材をいかに効率良く改造編集するかに重点を置くことにする。
 改造編集と言えどもタダの”パクリ”だと侮ってはならない。ゼロの状態からドット絵が描けるようになるために 大変勉強になる作業でもある。
そして、ゼロから描いたオリジナルのドット絵を自分の手で改造編集して、更に、バリエーションを 増やすこともできる。実は当局の素材はゼロから描いているものは少ない。
ほとんどがごくわずかなゼロから描いた素材の発展形である。 更に、数あるお絵描きソフトの基本的な操作方法にも慣れることになる。
とにかく「自分好みのチップセットが描きたい」と願っている人のために少しでも役に立って頂ければ幸いである。

「DotPainterALFAR」について

 「DotPainterALFAR」は、へろへろ様によって開発されたフリーのドット絵作成ソフトである。 最大4096px四方のファイルが扱えるが、編集画面は最大384px四方までしか表示できないので大画面のピクチャーや遠景を描くには使いにくく、又、レイヤー機能が不完全なのが少々難点である。だが、「通常表示されている画面上に
ほぼすべてのボタンが組み込まれている」「部分的なコピぺを右ドラッグ→左クリックだけでできる」「矢印キーで画面をスクロールできる(グリッド・ピクセル単位で
スクロール量設定可)」といった 便利な機能を満載しているため、チップセットを描くには大変便利である。
 お問い合わせ・DLは公式サイト「ELF's Software」 にアクセスして頂きたい。尚、当局ではまだすべての機能を熟知していないことを悪しからず御了承願いたい。

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素材にこだわる現代和風RPG
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