戦闘攻略
すべての敵に対して、高確率で勝てる攻略法はあります。
以下、どうしても倒せない人のためにそのヒントを記します。これらの方法を使えば高確率で攻略できるものの、完璧というわけではありません。
「月影の駅」の戦闘は難易度が高い…という意見を数多く頂いています。
外見上はオーソドックスなRPGツクール2000のデフォルトシステムながら、敵AIの構造が非常に複雑なため、単純にたたくだけでは倒せないからでしょう。
Ver2では旧Verに比べて敵のスペックは微修正にとどまっていますが、システム内部は全部作り直しました。
作者がLv1からガチで本編をプレーした場合、どんな敵でも勝率90%以上、ほぼノーリトライで酔っ払いから錦吾まで撃破できる…という基準で調整しています。
敗因で圧倒的に多いのは、主人公のHP残量が少ない状態でゴリ押しして、トドメの攻撃が失敗してカウンターを食らうパターンです。
運の無さもありますが、要するに油断による不注意によるものです。主人公のHP残量に常に用心していれば、この負けパターンも回避できます。
そもそも、戦闘の難易度はエンカウントした敵との戦闘のみに依存するわけではありません。
Ver2では、各任務に応じて一歩踏み込んだ細かい情報が得られるように、住民の台詞を書き直しました。
事前の準備やダンジョン探索方法により、難易度は大きく変わります。町の住民の話を聞いて的確に判断して行動して下さい。
「戦闘の心得」
むしゃくしゃしてキレたら負け、常に的確な判断で冷静沈着な行動ができれば勝ち。
要するにリアル現代社会と同じ。
「社会へ出て生き抜くための最低限の常識」さえ身に付いていれば道は開ける。逆にできてない人間は敵にナメられ続ける。
ゲームプレーのための特別なキー操作技術は不要。ターン制RPGなのだから頭を使って、時間をかけてでもコマンド入力せよ。
OP 井上食堂 M1 OCEAN M2 建築現場(若林高校) M3 豪徳岳 M4 根津屋敷
敵データの各値は
(HP/SP/
攻撃力/防御力/精神力/
敏捷性/
経験値/
戦利品(%:入手確率)/報酬)
戦利品と報酬は無い敵も居ます。標的戦の報酬は、任務完了後のイベントで支給される金額です。条件により値が変動するので、詳細は流れ図を参照して下さい。
Ver2では、「見切り」をONにしておくと、すべての敵に対して戦闘開始時にHP/SP/攻撃力/防御力/精神力/敏捷性が参照できます。
説明文中、「SP0で○○」という表記は「SP不足でスキルが全く発動できなくなった場合」を示します。厳密にSP残量が0というわけではありません。
OP 井上食堂
ローカル線の駅に降り立った主人公だが、食事をしようにも何も無い。
駅前にあった駐在さんに聞いて立ち寄ったのは老舗の駅前食堂。
カウンターの片隅には、寂れた駅前商店街のオヤジが昼間から飲んだくれて……。
酔っ払い (H80/S60/攻48/防42/精30/敏50/経28/-/※)
※戦績に関係無く、市役所EV前に駐在所へ行って話しかけると報酬が奪い取れる。金額はランダムだが敗北→引分→勝利の順に高い。
敗北時は食事代800円が戻る。
SP0で駐在さんが登場し、そのターンで倒せなければ引き分けとなる。
対人間戦では唯一、虫・獣と同じシステムで構築されている。全スキル攻撃が高確率(甘々設定)で効くが、スキルLvが低いものは失敗する確率が高めなので注意。
攻撃力が地味に高めで、攻撃と同時にパラメーターを下げてくる嫌なスキルを仕掛けるので、そのまま応戦するのでは勝率は五分五分。
動きを封じてパラメーターを変動させれば優位に進められる。
脅迫で憔悴にさせるのが最も無難な方法。敗北の可能性が大幅に下がるだけでなく、引分の可能性も消える(悪態突きでSPを削れば意図的に引分にできる)。
嫌なスキル攻撃をすべて封じられるので、冷静沈着で攻撃力を下げればデクノボーになる。そうなればアタックだけで無難に処理可能。
動きを止めるとなると、他にはマニア話、ローキックが有効。
3ターン以内で撃破できれば、得られるチカCNTは高い。それを狙うならば、ストレス砲+アタック2発、ストレス砲→煎茶七十七→ストレス砲。
つかみ投げは博打要素が強いが、1ターン秒殺を狙う唯一の方法。不利な状態からの一発逆転もあるが、失敗すれば敗戦濃厚なので注意。
事前に駅売店か自販機でアイテムの購入が可能だが、無理して買わなくても問題無い。必要ならば最小限でOK。
M1 OCEAN
虫けら一匹では何もできなくても、大量に発生すれば脅威となり得る。
力の無い虫けらが必死に抵抗することで、
強大な力を持つ傲慢な人間を油断させ、キレさせ、自滅させる。
それはまさに、大多数の負け組が束になって攻め続けば、
一握りの勝ち組を打ち負かすことも決して不可能ではない、
格差社会の象徴とも言えよう。
害虫(ザコ)はSP0で必ず逃亡する。但し、途中で逃亡する場合もある。
しょせんは"虫けら"なので、人間に対して生命を脅かすような直接攻撃はできない。
行動パターンはすべて、状態異常攻撃やパラメーター変動絡みのスキル攻撃だけである。
よって主人公のHPが0になってGAMEOVERになるとしたら、毒や混乱を食らって微減を重ねている状態で、回復を怠って自滅する場合に限られる。
一撃で致命傷を受けることは無いにせよ、決してHP回復を怠るなかれ。
張り手・殺虫剤。眩憔角乱に注意。
張り手・殺虫剤。飛んでいる敵はミドルキックも有効。眩憔角暴乱に注意。
張り手・ローキック・殺虫剤。地をはう敵にミドルキックとハイキックは無効。痒憔角乱に注意。
地をはうのでアリと同様。眩憔角暴乱に注意。
張り手・殺虫剤、他はほとんど効かない。痒眩角に注意。
パンチ・ローキック・殺虫剤。毒痒眩憔角乱に注意。毒は特に厄介。
飛んでいるのでハエと同様。痒角暴乱に注意。
ハエと同様。眩憔角暴乱に注意。スーパー敵出現のカギを握るので、確実に仕留めよ!(M1FAQ参照)
以下は赤く光るスーパー敵。
即刻逃げられてもそれが当たり前なので、気にすることは全く無い。
だけど倒せば倒すほど標的戦が有利になるので、果敢に挑戦せよ!
事前に状態異常を防御して強攻撃をぶっ放せ!ただ、ストレス砲はSPを削られて発動不能になる危険性が高い。
通常のネズミに準ずる。毒眩憔乱に注意。
通常のハエに準ずる。眩憔暴乱に注意。
通常のゴキブリに準ずる。眩憔暴乱に注意。
「月影の駅」の戦闘システムは、RPGツクール2000の単純なAIを徹底的に鍛え上げて構築されている。だが、実はここまでの戦闘はその"前座"に過ぎない。
酔っ払いと害虫のAIは、デフォルトシステムを簡単にいじっただけである。
敵AIが本領を発揮するのは、ここから先の話である。よって、「"虫けらごとき"にキレて苦戦しているようでは、
この先も人間相手にナメられ続けるだけである。」…と言っておく。
ここからM2クリアまでは、人間とのタイマンバトルが続く。まずは翠竜を倒すことができれば、虫けら地獄からやっと解放できるだけでなく、
その後の戦略の参考にもなるだろう。尚、翠竜戦での勇人の標準Lvは7~8である。
虫が苦手な人は二度と行きたくない場所だろうが、M1クリア後も、M2~M4にかけて翠竜に会いに行くと、毎回色々な情報を教えてくれるので聞き逃さないことである。
害虫とのエンカウント率は大幅に低下するので御安心あれ。
M1標的:飯塚翠竜 (H160/S100/攻96/防102/精124/敏80/経60/萌えキャラグッズ 100%/12000or15000円)
憔転ダ眠乱萌に注意。攻撃重視の装備に換える余裕があると有利。
三角巾・バンダナ・防塵マスクのいずれも装備していないと、戦闘開始直前のイベントでSPを減らされる。ストレス砲を封じられるので注意。
ハイモードほどキックによる転倒が決まりやすい。パラメーター変動攻撃を仕掛けると即座に戻そうとする傾向があるので、多用する必要は無い。
回復行動に出るタイミングはモード間で差はあるが、HP残量半分(80)が目安。
回復行動ぎりぎりまで減らしておき、状態異常で制御不能にしてから強攻撃でトドメを刺す。
宴会芸で爆笑させて防御を下げるか、居眠りにさせるマニア話も行動不能にできて防御が下がるので有効。
M2 建築現場(若林高校)
ダンジョン内では、総勢120人の従業員達が黙々と作業を続けている。
話しかければ個性的なキャラが多いようだが、非正規労働者ばかりのせいか、どこかやる気が無い。
どうやら主人公と似たような境遇の人間が、頭数合わせで雇われているらしい。
夢も希望も特に無く、ただただ日々の生活の糧を得るために働く負け組達……。
M2はすべて対人間戦となる。
装備は攻撃・防御重視で問題無いが、ヘルメットと安全靴or登山靴が強制装備となるので注意。
Ver2で状態異常の仕様が変更されたが、戦略はさほど変わらない。
攻撃に関しては、アタックやスキルLvの高い攻撃技(張り手・パンチ・ローキック・ミドルキック)で
確実にダメージを狙えば問題無い。
タイマンバトルなので、先攻の方が断然有利になる。
HP残量が少ない状態で先手を許すと確実にトドメを刺される負けパターンとなるが、Lvが低いほど手加減してくれる。
但しそれに甘えていると攻撃を食らって負ける。
敵は自分が優勢ならば大したスキルは仕掛けないし、手加減も多くしてくれる。
だが、主人公のLvが上がって敵と互角以上になると、次第に厄介な行動が増えるので注意。
互角を経て劣勢になればなるほど、攻撃・精神を中心にパラメーターを
つぶしにかかるか、状態異常で行動制限を狙って力を互角にしてから反撃に出る。
回復行動も抜かりないので、長引けば長引くほど激しい消耗戦の展開となり、
回復アイテムの大量消費を引き起こす。
泥沼にハマる前に「先手必勝」…パラメーターを下げてからアタックをたたき込むか、スキル攻撃でダメージと共に状態異常を狙うのが有効だろう。
そうなるとプレーヤーとしてはとっとと終わらせたくなるが、そこでキレて雑なコマンド選択を行うと、ますます敵に付け込まれて思う壺になる。
こういう単純ではない戦闘システムが、常に冷静沈着な"オトナの対応"を要求されるところである。
不覚にも負けてしまった場合、「単に世界観だけが現代和風なのではない」
というのを痛感するかもしれない。
M1害虫戦は力押しで通せても、M2ではパラメーター不足で思い通りに進まないことも多いはず…。
以下に挙げるパラメーター変動スキルは、対人間戦では特に多用するし、逆に多用される機会も多い。
コマンド入力時に説明文が出るので迷わないだろうが、
覚えておくとよい。
これらは主人公が使えるスキルだが、敵からは同じ効果でも変な名前のスキルを食らって、思わぬ劣勢になることも多いので注意。
・攻↓:冷静沈着 攻↑:熱き力
・防↓:宴会芸 防↑:雑草魂
・精↓:不穏動作 精↑:熱き心
・敏↓:牛歩戦術 敏↑:疾風脚
リーダーを除いた総勢117人のザコ(従業員+兼監)は、外見はバラバラだが、戦闘システム的にはA~Dの4タイプに分類される。
Aほど力押しの攻撃型、Dほど多彩なスキルを仕掛ける頭脳型、BCは平均的な戦略。女子はCDのみ。
初戦ではLvに応じて手加減をしてくれるが、一度勝った場合、ダンジョンを離れるまで再戦時には手加減は無い。
現場で情報が得られるが、同じ場所を二度通らずに探索するのが望ましい。
3人居る兼任監督は、憔悴攻撃の「兼監ブルース」を仕掛けるが、戦闘システム的には通常の従業員と同じである。
リーダー3人は、先に兼監3人を倒すまで後回しにするのがセオリー。初対面の頃には互角に戦える強さになるはず。
Lvが低いほど厳しい戦闘になるが、攻撃をつぶして防御を上げれば倒せないこともない。
3人共攻撃力が高めなので、防御を優先して早めの回復を心掛けた方が安全。
Lvが低いうちに間違って話しかけても、戦意を問う選択肢が必ず出るので問題無い。勝利後は必ずスルーできるが、再戦する選択も可能。
高慢なインテリで慎重派。頭脳戦に持ち込む傾向がある。パラメーター変動や状態異常攻撃に注意。
元ヤンキーのイケイケ派。強攻撃の連発に注意。回復行動が甘めなので、力押しで応戦するのも有効。
元引きこもりで控えめな性格。トロいのでほぼ先攻で戦える。防御の高さをつぶすのが先か…。
各階に1人ずつ居るリーダー・兼監を全員倒すと、いよいよ社長のお出ましとなる。
M2標的:畠山泰平 (H240/S160/攻180/防170/精200/敏120/ 経200/万能型作業着(モード1~3) or マッハパワー340(モード4~8) 100%/15000~20000円)
社長遭遇時の勇人の標準Lvは14~15。うまく立ち回れば13以下でも到達可能。
ここまでの間に従業員・リーダーを相手に戦闘を重ねてきたわけだから、同様の戦略で問題無いはず。
まずは高い精神力を互角にしないと、スキル効果量が総合的に高いままなので厄介。
人間が発動不能な毒痒眩以外はすべて仕掛ける。スケベオヤジのため萌笑は効きやすい?
リーダーと同程度の強さだが、常に防御と回復を重視する慎重派。
だが自分の身が安全と判断すれば隙を突いて容赦無く強攻撃を仕掛ける。
アフターモード
M2終了後の建築現場は、Lv上げ用のおまけダンジョンとして開放される。
Ver2でルールが変更され、入口から入って6人のリーダー・兼監を倒して入口まで生還すればクリア。
携帯でセーブは可能だが、途中でフィールドへ退出したり、一度でも負ければ即アウト。
クリア後はハミケンに行くと社長から御褒美がもらえ、何度でも挑戦可能。
敵の攻防精敏経はM2遂行中の各2倍、戦利品はグレードアップして出現率が一律50%になる。
M3 豪徳岳
登山道には猛獣が多数潜み、崖へ一歩足を取られたら真っ逆さまに地獄直行、こんな危険な山が現実にあるのか…!?
それでも山の上の秘湯を目指して人間は挑み続ける。
M3はそれまでの対人間戦から一変する。
王道RPGのモンスターに最も近い対獣戦で、AIはM1と同様に簡易システムが組まれている。
王道RPG慣れした人には同様の戦略(アタックと回復程度の単純なものだが…)がそれなりに通用するので、戦いやすいかもしれない。
但し、多彩なスキルで惑わす難癖のある敵も居るので、やはりたたいているだけでは通用しないだろう。
主人公のLvが上がって劣勢になればなるほど、仲間を呼んだり多彩なスキルを仕掛けたりするので、常に気が抜けない。
特に単体でも攻撃力の高いイノシシやシカは、複数で襲い掛かるとLv20超でも油断できないので要注意。
ただ、Lvが上がり続けるほど、エンカウント率は低下する。又、紫乃に一度負けて再度登山する羽目になっても、エンカウント率は大幅に低下する。
敗北は即GAMEOVERなので要注意!HP残量には常に気を付けて、決して無理するべからず。戦闘後は必ずメンテナンスを行い、常に万全の態勢で探索すべし。
尚、獣は害虫と同様にSPが尽きると必ず逃亡するので、速攻で仕留めよ。
角乱萌笑に注意。仲間呼ぶ。力は強くないが多彩なスキルでほんろうするので注意。
憔角暴乱萌笑に注意。仲間呼ぶ。HP残量25%以下で回復するので面倒。強攻撃で一気にトドメを刺せ!
角萌に注意。仲間呼ぶ。先に冷静沈着をかけるのが無難。
憔角転に注意。仲間呼ぶ。Lvが低いうちは冷静沈着と雑草魂でダメージを減らせ。単純な頭脳だがキバ突きと突進には要注意。
転角暴乱萌笑に注意。仲間呼ぶ。突進に注意。タヌキ同様に多彩なスキルを仕掛ける。
毒憔角暴乱に注意。かみつかれて毒を受ける前に素早く倒せ!解毒剤or薬草は切らすべからず。
痒眩角暴乱に注意。OCEANの害虫レベルなので脅威ではないが、刺されたら面倒。
毒眩憔角暴乱に注意。巣の近くはスズメバチ群を呼ぶ場合があり。ミドルキックが有効。
毒眩憔角暴乱に注意。巣の近く(指定された危険地帯)のみに出現、通常はエンカウントを避けられるが、万能型作業着を装備していれば危険地帯を通過しても問題無い。
尚、M1のハエ群とは異なり、倒しても何の得にもならないので悪しからず。
憔転に注意…てか攻防がずば抜けて高いので危険。指定された危険地帯のみに出現するが、エンカウント率は低い。紫乃シナリオ狙い以外なら逃亡が無難。
もし戦うならば、飼い慣らしで眠らせてから冷静沈着と雑草魂の重ねがけで万全にしてから攻めよ!だが途中で逃げられる可能性もあり。
小屋までたどり着き、標的の紫乃を倒してM3をクリアできれば、残るM4の相手は犬と人間である。
ただ、作者プレーでは紫乃は錦吾よりも手ごわいという印象が強い。素早さ故に常に先手を取られ、多彩なスキルを仕掛けるからである。
M3標的:服部紫乃 (H320/S280/攻170/防160/精320/敏480/ 経250/高級革手袋(モード1~3) or 侍!三銃士(モード4~8) 100%/20000~25000円)
紫乃遭遇時の勇人の標準Lvは20~21。人間が発動不能な毒痒眩以外はすべて仕掛ける。攻防はM2社長より低いが、精敏の高さに相当苦労するはず。
イケイケなようで慎重派なので、攻撃は「160超ダメージ2連発」と決め打ちしなければ、即座に回復されるだけで無駄に消耗する。
牛歩戦術と疾風脚の重ねがけで敏捷性はようやく互角なので、先手を取るのはこの際無視してもよい。
高い精神力をつぶすと若干有利。ダ憔暴は割と効くので、制御不能にして大ダメージを狙う準備を整えられればチャンス。
女性なので萌えキャラグッズは無効。RTや負けが多いほど手加減もしてくれるが、屈辱の台詞を浴びるので男なら恥ずかしいと思うべし。
M4 根津屋敷
大地主で政治経済すべてに息のかかる権力者なんて、どこの地方にも居るものである。
もしそいつが悪事を働いたりすれば、地元民では手に負えない。
だが、何の取り柄も無いアウェイの負け組ならば、これ以上失うものなど何も無い……。
残るはM4、根津屋敷は、王道RPGにたとえるならば、ラスダンで玉座に居る大魔王を倒しに行く攻防である。
一度屋敷に入ると、錦吾戦が終わるまで外へ出られない。となると、事前に準備を万全に整えるのは重要かもしれない。
だが、ここでの戦闘は一般的なRPGと同じく、勝利時に戦利品だけでなく所持金も増える。そして、屋敷内では格安で買い物ができるし、不用品の買取も可能である。
更に、トレーニングルームでは黒服が手合わせしてくれてLv上げも可能。よって、錦吾戦までに屋敷内でステータスも装備も所持品も万全にすることができる。
無料の回復ポイントや定点セーブポイントもあるので、最終決戦に向けて気の済むまで鍛えるべし。
一方、もう準備は万全というのであれば、意図的にエンカウント戦闘を回避することも可能である。
屋敷内ではエンカウント地点は決まっているが、通常は目に見えない。だが、ある方法で入手可能な赤外線スコープを装備すれば、その場所は特定できる。
屋敷内で遭遇する敵は、自己回復能力のある面倒臭い勝ち犬と、黒服・家政婦の対人間戦。黒服戦では、これまでのタイマンバトルだけでなく、
一度に複数の人間とエンカウントするので焦るかもしれない。
だが、黒服達の体力管理はすべて自己責任なので、他のメンバーへの回復・蘇生行動はしない。
よって、頭数を減らせば確実に勝機はある。
基本戦略は今までの獣や人間との戦闘と変わらない。この時点でどのスキルLvもMAXに近いだろうから、
これまで失敗の多かったハイキック・関節固め・つかみ投げの強スキルも安定して放てるはずである。
尚、M2と違って手加減をする敵は全く居ないので、常にHP残量には気を付けることである。
黒服右 (H260/S170/攻220/防200/精220/敏90/経220/侍!三銃士 100%/500円)
門前から屋敷までの私道で、2度のEV戦闘が発生する(3度目の出現時は戦闘にはならない)。そこで2人組になって出現。
屈強そうな2人同時に戦うので大変そうだが、小細工を考えずにキックでまとめてたたき、ついでに転倒が決まれば一気に有利になる。
紫乃が居れば回復のアシストもある。
私道と屋敷内外でセンサーに触れるとエンカウント。色の異なる2種類の犬が居るが、AIが若干異なる他は大差無い。
憔転暴萌に注意。負けてもGAMEOVERにならないが、錦吾のキツイ嫌味が…。
HP残量3割程度で回復する。確実に仕留めないと無駄に消耗するので注意。
M4家政婦と黒服のTypeA~Dの分類方法は、M2と同じである。
屋敷内ではセンサーに触れた場合にエンカウントするが、ヒントやカギを入手したり、買い物地点を開放したりする際にイベント戦闘が発生する。
Ver2では、トレーニングルームで黒服4タイプとのLv上げ戦闘が可能になった。
センサーに触れた場合のランダム戦闘 *1: 50%/*2:100円
ヒント・カギ・買い物地点を獲得するEV戦闘 *1:100%/*2:500円
全体的に回復や状態異常攻撃をダラダラ繰り返すので楽勝だが、無駄な消耗を抑えるべく強攻撃で片付けよ。
Type-Aほど反撃を仕掛けるが、HP残量に気を付けていればまず問題無い。
センサーに触れた場合のランダム戦闘 *3: 50%/*4:100円
ヒント・カギを獲得するEV戦闘 *3:100%/*4:500円
トレーニングルームのLv上げ戦闘 *3:20%/*4:50円
Lv25以上で安全圏、それ未満は互角といったところ。
小細工を考えずにガンガン攻めることだが、スキル攻撃が強烈なのでカウンターに注意。
しかも屋敷内では転倒を完全防御できないので食らうと危険。
いよいよラスボス登場。最終決戦は大観衆が見守る中、勝てばハッピーエンド、負ければバッドエンドの一発勝負!
最終決戦直前のタイミングでも買い物・買取は可能なので、準備は万全にできる。
M4標的:根津錦吾(H320/S280)
モード1:(攻480/防480/精500/敏500/経15000/-/100000円)
モード2~8:(攻320/防240/精360/敏250/経10000/-/50000円)
モード1は別格なので、本編で選択されることはまず無い。
本編では勇人の標準Lv26~27で錦吾に遭遇する。それ以上のLv上げを望むならば、トレーニングルームで強化されたし。
戦闘直前に秘薬 極!の所持数を指定できるが、いくつ選んでも大差無い。錦吾に3個使い切らせるのさえ難しい…!?
AIとしては紫乃を理屈っぽくした感じだが、ナルシシズムで攻精をねちねちと上げ、少ない手数で終わらせようとする。
毒痒眩笑は仕掛けないが、ナルシシストだけに主人公への状態異常攻撃より自己研鑽(?)を重視する。
無効の状態異常は無いものの、全体的に効きにくい。スキル攻撃のついでに転ダ乱が付加されればチャンス。
まずは熱き心の重ね掛けで精を向上させ、すべてのスキル効果を上げるのが有効か…。攻撃は200超ダメージの連発で決め打ちしないと回復される。
通常勝ちに限り、10年後に再戦がある。
Lv50からの周回プレーではモード1、それ以外はモード2で、スペックは変わらない。
本編勝利時に入る経験値でLvが大幅に上がるので、強さは問題無いだろう。
タバコはヤメたので、治療はのどあめのみ。
普通に進めた場合はここまで。以降は、やり込み派の皆様のために用意されている。Lv50でも互角かそれ以上の強さなので、本編では手を出すべからず。
黒服の"壁"
常に4人で出現。頭数を減らせば復活しないので1体ずつ倒す方法も考えられるが、キックによる全体攻撃に徹する方が有効。
次ターン行動選択時に4人の与ダメージ合計が主人公のHPを上回れば、情け容赦なくフラグが成立してボコボコにされる。
制御不能になる状態異常を食らわないように祈るしかない。
裏ボス:根津家執事(ねづけ・しつじ)
毒痒眩笑萌は仕掛けない。AIは錦吾とほぼ同じだがナルシシズムは使わない。但し瞑想はSP回復薬が残っていても使うことがある。
戦利品のステージ衣装は、あらゆる状態異常も防御できる最強装備で、イメージ的には"往年の大晦日恒例の歌合戦の衣装"。よって敏捷性だけは…?売れば100000円。